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全くもって個人的な話になりますが、4歳の息子が水ぼうそうをもらってきてしまいました。

幼稚園や保育園では毎年2月~5月くらいにかけて流行るようです。風邪などで抵抗力が下がっているためでしょうか?
疫学的には12~7月が多いとのことであの症状が真夏に出たらさぞかし辛いだろうなぁと、想像するだに恐ろしいです。

9歳までの小児に多く、大抵は1週間ほどで軽快しますが1歳未満や15歳以上でかかった場合、合併症を起こしたり死亡例も見られるほど重症化することがあります。
また、妊娠初期に感染した場合「先天性水痘症候群」の子供を出産する可能性があります。

感染後2週間程度の潜伏期間があり、その間に倦怠感を感じる方もいるようです。
特徴的な症状は、発疹が水疱となりかさぶたを作るといった皮膚症状で大体の場合それが全身に現れます。
が、個人差がかなりあり、水疱が2つ3つで済んでしまう方と、頭皮、体幹、四肢だけでなく陰部や口腔内といった粘膜にもできてしまう方がいたりと様々のようです。
痒みを伴うので、とびひなど細菌感染にも注意が必要になります。

発熱を伴う場合は38度前後が2~3日続くものが多いようですが、こちらもまったく熱の出ない例も40度を超える熱が続く例もあるようです。

さて、水ぼうそうは感染力が強いことで有名ですが家族内感染はなんと90%にも及ぶといわれており、我が家でもおそらくはそうなるのだろうと今から心配しています。
発症の1~2日前からかさぶたになるまでの間7~10日程度は感染力があるとのことですから…避けられません。

予防接種しておけばよかったかなぁとも思いました。

細菌製剤協会発行の予防接種に関するQ&Aによりますと、感染してから3日以内の接種でも、約80%の発症を防ぐそうです。
ですが、予防接種による免疫が一生涯続くかと言われるとやはり少々不安が残ります。

症状が現れたら48時間以内に抗ウィルス剤を服用することで症状が多少軽減されますから、大きくなってから感染するよりは、と思ってしまう親心なのでした。

ただし、基礎疾患、治療中の病気がおありの方は生命の危険につながることもありますのでやはり予防接種をお勧めします。

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