薬剤師になるために

ゴールデンウィークが終わり、連休明けの混雑もひと段落、と思いきや暑かったり寒かったりのおかしな天候のせいでしょうか、皮膚疾患の患者さん少しずつ増えていらっしゃるような気がします。
花粉の様子も例年とは違い、４月をすっぽり飛び越えて最近またチラホラ症状が出てきたというお話も伺います。その場合、花粉の種類が違うのでは、と思うのですが、どうにも勝手が違って戸惑うことの多い毎日です。

さて。
前にも少し書いたことがあるかもしれませんが、平成１６年度に薬剤師になるためには６年間大学に通わなくてはならないと法律で決まりました。
そしてさらに今後、さまざまな段階を経て国家試験を受ける資格を得られるシステムに変わっていきます。そのなかで私たち現場の人間にも関係してくるのが実習制度。
在学中に病院や薬局での実習が必須になります。半年間という長い間、実地での研修を経て学習していくわけです。

これまで、薬剤師は仮免許で現場に放り出されるようなものだとまで言われてきました。大学によって学習内容は異なり、試験は一発勝負のペーパーのみ。
薬剤師という免許を持っていてもその知識は千差万別だったわけです。
それではいけないということで制度改革が行われたわけですが、正直そこまでお膳立てされなきゃダメか！　と思ってもいます。大学生にもなって自分で勉強できないか！
まぁ決まってしまったものはさておき。

実習でやってくる学生さんを指導する薬剤師にも、資格が必要でして。
その必須項目である勉強会が夏に行われるというお話で。
これがまた狭き門、なんですよね。地域で片手程度の。
全国に有資格者は１３０００人を超えたと報告されていますが、実際指導に携われる方がどれくらいいらっしゃるのか…飾りでは困ると思うんですけれど。
まぁ、参加させていただけない者の愚痴ということでお許しを。
見つかって怒られたら削除しますので。

とりあえず自分の勉強ありきです、はい。