春告鳥がなく頃なのに

いよいよ暑くなってまいりました！
しかし来週はお天気も悪いようで、ようやく梅雨入りするんでしょうか？
天王あきは薬局は、もう夏！　てな感じでわたわたしています。

夏に多い疾患、水イボ(伝染性軟属腫)、水虫(足白癬)については以前にもこのブログで触れたかと思います。
こういった患者さんが増えてくると「ああ、夏だなぁ」と思うわけです。

そんなうっすら汗をかく６月のある日。
パソコンで入力しながらふと窓の外から飛び込んできた音が…

ホーホケキョ

最初は空耳かと思いました。が、しばらくしてまた、ホーホケキョ。
他のスタッフに確認したところ、「私も聞きました」「駐車場方面で聞こえましたよ」などなど。どうやら空耳ではなかったようで。
ウグイスって、でも春告鳥というくらいですから早春の、まだ肌寒い頃しか鳴かないイメージだったのですが、調べてみるとどうやら８月頃まで聞かれるということで全然フシギじゃなかったわけです。
まぁ、あの環境のどこに住んでるの？　というフシギはありますが。

夏が来るねぇ、なんて話してる傍からホーホケキョと聞こえてくるのはなんとも不可思議な光景ではありました。

ところで、ウグイスと皮膚、なんの関係があるのかと申しますと、江戸の昔からウグイスの糞は着物の染み抜きに使われる一方、なんと美顔美白に利用されているのです。
角質やわらかくなる、肌が白くなる、シワが少なくなる、などなどいいことずくめのウグイスの糞、果てはニキビ、毛生え薬といろいろ期待され使われていたとか。
現在はウグイスを飼育することができないため系統の近い別の鳥の糞がウグイスの糞という名前で販売されているようです。

さては窓の外で鳴いてるのは商売敵？（笑）
果たして効果のほどは…？