スキンケアのはなし

夏にもスキンケアが大切ということは、先日↓でも書きました。

乾燥対策というのは、実はスキンケアのひとつに過ぎません。
それでは、スキンケアのポイントとはいったいどういったものでしょうか。

・皮膚への刺激を少なくする
　直接肌に触れる衣類や化粧品はもちろんのこと、部屋の掃除をこまめにするといった環境を整えることもスキンケアに繋がります。

・皮膚を清潔にする
　肌に付着した汚れなどを洗い落とすことが大切です。ただしこすってはダメ。それも刺激になってしまいます。

・そして、保湿やお肌の保護を。
　洗った後のお肌は水分を多く含んでいますが、その水分は放っておくとお肌の持つ水分を奪いながら蒸発してしまいます。また、本来必要な皮脂も失った状態ですから皮脂を補い必要な水分を閉じ込めるケアが重要になります。

当薬局では「ダルディア　リポクリーム」という油性スキンケアクリームの取扱も行っております。サンプルもご用意しておりますのでお気軽にどうぞ。

詳細はこちらからメーカーサイトへ

夏こそスキンケア！

保湿剤をお出しするとき、患者さんに

　「肌が乾燥するのは冬場なのでは？」
　「夏に保湿？　必要ないんじゃない？」

などと尋ねられることがあります。

確かに冬場は空気が乾燥していますので、お肌も乾燥しがちです。
ですが、夏もお肌は乾燥してしまうのです。
寧ろ、夏のダメージが冬の乾燥肌に繋がると考える方もいらっしゃるようです。

紫外線によるダメージ、クーラーによる冷え・乾燥、そして汗をかくことも実はお肌の乾燥に大きく関係しているのです。

汗をかいた後、空調の効いた部屋に入るとスッと乾いて気持ちよく感じること、ありますよね？
実はそのときお肌は汗と一緒に保湿成分も奪われてしまうそうです。

汗をかいたままの状態で長時間いるのも、角質層を壊れやすくする原因となるため好ましくありません。

汗をかいたらすぐにふき取りましょう！
ただし、こすったり強く押し付けたりはNGですよ！

夏こそスキンケア！　です！！

日焼け止めの塗り方

さて、日焼け止めについていくつか紹介させていただきましたが、日焼け止めを使い慣れた方々にひとつご注意いただきたい点がございます。

日焼け止めを薄くのばして使ったのでは、表記されている効果は得られない！

ということなんです。
とある調査によると、厚さによっては期待される効果の３分の１程度しか得られていないとか。

少なくとも、軽くのばす程度にしないといけないようなのですが…そうするとファンデーションよれますよね

日焼け止め、当薬局にもいくつか揃えさせていただいておりますが、やはり使用感などは実際に使ってみて、ということになるかと思います。
無料サンプルもご用意させていただいておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

子供と日焼け止め

私たちの世代が子供の頃といいますと、夏はみな真っ黒に日焼けしていてそれが元気な証拠といったふうに思われていたものです。

ですから「日焼け止め」というのは大人の女性が使うものという認識で、今でもそういった考えでいらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

近年、地表に降り注ぐ紫外線量は増加傾向にあります。
また、紫外線を浴びることで老化が進むことやDNAが傷つけられて皮膚がんを引き起こす可能性があることなどもわかってきました。

今日のような梅雨の晴れ間でも、ウッカリ半袖で外に出たりしますと肌がチリチリ焼けるような感じがすることがあります。
大人でそうなのですから、子供なら尚さら皮膚にダメージを受けているはずです。

お母さん同様、子供さんにも日焼け対策をしていただくことをお勧めします。

・１歳未満の赤ちゃんの場合、強い日差しを長時間浴びるとかなり体力を消耗するそうです。肌に負担をかけるので日焼け止めの使用もあまりおすすめしません。日差しを避ける工夫をとった方がよいでしょう。

・短時間外で遊ぶ程度なら、SPF値の小さいものでも十分効果があります。

・海など強い日差しを浴びることが予想される場所でも、SPF値が高いものは肌へ負担をかけることがあるので避けた方がよいでしょう。

・専用のクレンジング剤が必要な物より、落としやすいものをこまめに塗ってあげたほうが効果的です。子供は汗っかきですから、目に入らないように気をつけましょう。

日焼け止めも有効ですが、帽子をかぶる・日陰を選ぶといった対策も忘れずに！

日焼け止めのご紹介その３

日焼け止めのご紹介、最後は２e（ドゥーエ）の日焼け止めです。

こちらはSPF50+ PA+++ のものと、SPF45 PA+++のノンケミカルの２タイプがあります。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を効果的に用いることで、低刺激でありながら高い紫外線防御効果を実現しています。
ノンケミカルは、さらに敏感肌の方のために、紫外線吸収剤無配合となっています。

さらっとした使い心地でどなたにも安心して使っていただけます。
こちらはウォータープルーフではありませんので、こまめな塗りなおしをおすすめします。

落としたい場合は二度洗いがお勧めです。メイクをされている場合はクレンジングと洗顔で落ちるようです。

日焼け止めはいろんな種類のものがあって、選ぶ際にはついつい悩んでしまいます。
「肌が弱いからできるだけ刺激の少ないものを」
「白く残るのは嫌」
などなど、ご希望に沿った日焼け止めを見つけるお手伝いができれば幸いです。