子供と日焼け止め

私たちの世代が子供の頃といいますと、夏はみな真っ黒に日焼けしていてそれが元気な証拠といったふうに思われていたものです。

ですから「日焼け止め」というのは大人の女性が使うものという認識で、今でもそういった考えでいらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

近年、地表に降り注ぐ紫外線量は増加傾向にあります。
また、紫外線を浴びることで老化が進むことやDNAが傷つけられて皮膚がんを引き起こす可能性があることなどもわかってきました。

今日のような梅雨の晴れ間でも、ウッカリ半袖で外に出たりしますと肌がチリチリ焼けるような感じがすることがあります。
大人でそうなのですから、子供なら尚さら皮膚にダメージを受けているはずです。

お母さん同様、子供さんにも日焼け対策をしていただくことをお勧めします。

・１歳未満の赤ちゃんの場合、強い日差しを長時間浴びるとかなり体力を消耗するそうです。肌に負担をかけるので日焼け止めの使用もあまりおすすめしません。日差しを避ける工夫をとった方がよいでしょう。

・短時間外で遊ぶ程度なら、SPF値の小さいものでも十分効果があります。

・海など強い日差しを浴びることが予想される場所でも、SPF値が高いものは肌へ負担をかけることがあるので避けた方がよいでしょう。

・専用のクレンジング剤が必要な物より、落としやすいものをこまめに塗ってあげたほうが効果的です。子供は汗っかきですから、目に入らないように気をつけましょう。

日焼け止めも有効ですが、帽子をかぶる・日陰を選ぶといった対策も忘れずに！