加齢臭って？その３

はい、我が家の庭のバラです。少し前に撮影したので今はもう咲いていませんがせめてものお口直しに。

さて、加齢臭の原因となる物質は皮脂腺からでる物質が酸化したものというお話を前回いたしました。
では、加齢臭は体のどこから臭うのでしょうか。

皮脂腺は掌、足の裏を除いて全ての皮膚に存在しています。
ですから、全身から臭いが発生してもおかしくないということになります。
しかし実際には臭いを強く感じる場所があるかと思います。
あるいは日によって強く感じることもあるのではないでしょうか。

皮脂腺発達している場所は、顔、背中、胸などがあります。
ニキビができやすい場所がそうです。
また、皮脂のたまりやすい場所も要注意。
小鼻、こめかみ、耳のうしろなど、洗顔後使用したタオルが臭う方はその辺りが怪しいです。
そのほかにも頭（毛髪が臭いを吸い込んでしまうため）や脇（汗の臭いと混じって）などもよく言われる場所です。

さらに、ストレスや食生活の偏り、喫煙、飲酒歴、疾患のある方は加齢臭が強くなることがあるようです。

さて、加齢臭対策という言葉で検索してみますとものすごくたくさんのページがヒットします。いろんなグッズがあるようです。
しかし、要は余分な皮脂をためないようにすればよいのですから、皮脂のたまりやすいところは優しく洗ってしっかり流す。朝のシャワーが有効であるとする人もいます。

そして、必要以上に気にしすぎないことも大切です。
加齢によって誰にでも起こってくるわけですから、寧ろそこから先の生活を見直す機会と思うこともできますよね。
４０代くらいから起こる加齢臭。あなたやご家族のターニングポイントとして考えてみてはどうでしょうか。