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今日は森林の写真が間に合わなかったので、加工途中ではありますが投薬台の写真などどうぞ。ホームページ掲載予定ですが撮りなおすかも。
加齢臭の原因のひとつに、ノネナールという物質があります。
では、ノネナールはどうやってつくられるのでしょう?
皮膚には皮脂腺というものがあります。
そこから分泌される脂肪酸という成分、通常は皮膚を保護したり皮膚表面を弱酸性に保つことで細菌感染を防ぐ働きがあります。
お肌にとって重要な役割のある物質です。
ところが、加齢に伴い皮脂腺から不飽和脂肪酸とよばれる物質も分泌されるようになります。これは構造の一部に不安定な部分をもつ脂肪酸です。
不安定なためほかの物質と反応しやすく、不飽和脂肪酸が酸化されると不飽和アルデヒドという物質になります。
ノネナールは不飽和アルデヒドの一種です。
また、不飽和脂肪酸は過酸化脂質という物質にも変化します。これは広義では活性酸素に含まれる、細胞の老化にかかわりの深いといわれる物質です。
活性酸素がさらに不飽和アルデヒドの発生を促すため、加齢臭の原因のひとつであるノネナールはどんどん増えることになります。
常在菌による醗酵作用によっても不飽和アルデヒドは作られます。
それでは、どうすれば加齢臭を防げるのでしょうか。
不飽和脂肪酸の分泌は年齢とともに増え、それを防ぐことは難しいとされています。
つまり、加齢臭を防ぐには不飽和脂肪酸の酸化を防ぐことがポイントとなります。
次回はそのポイントをいくつか挙げたいと思います!
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