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前回は、しもやけのお話をしました。
同じく寒くなってくると多い疾患が、低温やけどです。

夏の家庭用花火が実はかなり高温で、火傷すると重症になることもあるというお話は以前にしたことがあります(こちらの記事です)。

低温やけどはその名のとおり、通常の接触なら火傷にならないような温度に長時間接触し続けることで発生する熱傷のことです。
42度くらいから起こりやすくなるといわれています。
人肌にここちよく感じるような温度でも、例えば44度なら5,6時間接触し続けることで皮膚の損傷が起こってきます。押し付けるようにして接触している場合はもっと短い時間で起こってきます。

44度と言われてもなかなかピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。
ホットカーペットを一番高い温度設定にしたときの表面温度が、これに近い数字です。
ホットカーペットの上で寝てしまうと、体重がかかって密着し思ったよりも短い時間で低温やけどが発生する可能性があります。
他にも湯たんぽ、使い捨てカイロ、こたつ、あんか、床暖房などの使用で低温やけどを発症される方が多いようです。

起こしやすい場所は足がもっとも多いです。痛みや刺激を感じにくく重症化しやすい場所なので、症状が疑われる場合は専門医を受診しましょう。
糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方、年配の方、子供さんは気付きにくい場合がありますので注意しましょう。
お酒を飲んで帰った後のお父さんも要注意ですよ!

寒い冬はまだまだ続きます。
暖房器具を正しく使って快適に過ごしたいものですね。

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