忍者ブログ
薬・病気などの記事(現在休止中です)
[139]  [138]  [137]  [136]  [135]  [134]  [133]  [132]  [131]  [130]  [128
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

寒いですねぇ。
「これぞ浜松の冬!」といった寒さではないですが、風が弱くとも寒いものは寒い。
暖房器具が手放せません。

さて、前回の記事で「しもやけの患者さんが増えた」と書きましたが、今回はそのしもやけについて少し書いてみようと思います。

しもやけは凍瘡という病気で、成人よりも子供、特に学童期に多い疾患です。
成人では男性より女性の患者さんが多いようです。

出来やすい場所は寒気に触れる場所、とりわけ手、指、足、幼児では耳、頬、鼻などにも出来ることがあります。

寒さや圧迫などの刺激を繰り返すことによって末梢の血行が悪くなり炎症を引き起こした状態で、温めるとかゆみや痛みを感じることが多く、そこに乾燥が加わるとひび、あかぎれを起こしやすくなります。

体質、遺伝、生活環境なども要因となりますが、昼夜の気温差と皮膚表面の温度差が大きく関与しているといわれています。
気温が5~10℃で昼夜の気温差の大きい初冬や初春に多く発症するようで、ちょっと意外でした。

初冬に発症→暖房器具で温めてかゆみ↑→病院へ
といった図式でしょうか寒さが厳しくなったころが患者さん多いような気がします。

子供の頃、よく手や足を濡れたままにして怒られたものですが、これは水分が蒸発する際に気化熱として皮膚表面の温度が下がるためしもやけを起こしやすくなるからです。
乾燥による症状の悪化を防ぐためにも手足の水分はしっかり拭いてケアしたいものですね。血行を改善するマッサージなども効果的です。

しもやけの治療には血行をよくするお薬やかゆみを止める薬、漢方薬、炎症を抑える塗り薬などが使われることがあります。
しっかり治して、ちゃんとケアして再発防止に努めましょう。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
天王あきは薬局
性別:
非公開
自己紹介:
静岡県浜松市にあります調剤薬局です。
悪戯対策のためコメント・トラックバックは管理人チェック後掲示されますのでご了承ください。
ブログ内検索
アクセス解析

Copyright (c)天王あきは薬局ブログ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]