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さて夏休み中ではありますが、ビックリする出来事がありましたのでご紹介。

我が家には血圧の薬を服用している家族がおります。
普段は飲み忘れも多く、お薬がなくなったら受診しているような状態ですが、お盆休み前にはしっかり残薬を確認し早めに受診しておりました。
…だから休み前って病院薬局混むんですね…

さて、そんな家族のところにお友達から電話が入ったそうです。
お友達も普段から血圧の薬を服用していて、けれど違う病院を受診されているとか。
曰く

「血圧の薬がなくなりそうでね、今日病院行ったらもう夏休みに入っててやってなかったのよ。」
「あらあら、」
「私は私で明日っから旅行に行くし、アンタ、血圧の薬2、3日分貸してくれない?」

…実話なんです、恐ろしいことに。
つまりお友達は血圧の高い人は血圧を下げる薬どれを飲んでも効果があり副作用はないと思っている可能性が高いわけですね。

血圧に限らず、お薬は個々の疾患や状態に対して処方されるものです。お友達に効いてるから私にも効くはず、という考え方は大変危険なのです。
よく耳にするのは睡眠導入剤や鎮痛剤ですね。ご家族といえど決して他人に分けたりもらったりしないようお話しても、なにがいけないの、という反応をされて対応に苦慮することもあります。

特に血圧の薬は最近ほかの効果の薬との合剤が競い合うように発売になり、安易に「貸して」なんて間違ってもあってはならないことです。

ちなみに、家族はその友人に対してこう答えたそうです。
「血圧を下げると一口に言ってもいろんな薬があるのだから、貸してあげることはできない。今日やってる病院で事情を説明して何日分か出してもらってきたらいいよ。」
ホッと胸をなでおろした瞬間でした。

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