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9月21日のトラックバックお題が
「あなたならどうする?」
だったので、ふと予防接種のことを思い出しました。

お題の詳細は
「外国の方に話しかけられたら~」
といったものでしたのでちょっとズレますが、おつきあいくださいませ。

先日、子供を予防接種に連れて行ってきました。
ずっと悩んでいた、日本脳炎の予防接種です。

小児科の先生には早く済ませるようにと勧められていたのですが、つい先延ばしにしてしまったのです。

子供がちょうど3歳になるころ(日本脳炎の予防接種は3歳が標準年齢です)、日本脳炎ワクチンの副反応としてADEMがマスコミ等で大きくとりあげられ、ついで国が積極的な接種推奨を取り下げたこともあって接種できなかったのです。

それから2年。
新薬はまだ発売されておらず(小児科学会などの見解では当初3~5年かかるといわれていましたが)考えに考えた結果…
接種させることにしました。

日本脳炎はウイルスを保有した蚊に刺されることで感染する病気です。
毎年、西日本を中心に10例未満の症例が報告されています。

我が家は夏に九州へ行く機会があるので、それを考慮して今回接種することに決めました。

正直、すごく怖かったです。
「納得の上で予防接種するんだからね」といった内容の誓約書を書かされ、接種後1時間(ショックなどの副反応が出るのはこれくらいの時間)そして1週間(騒がれた件の副反応は念のためこれくらいまで様子をみる必要があります)ハラハラしながら子供の様子を見ていました。
結果、何事もなく元気に過ごしております。

予防接種ワクチンに限らず、お薬には期待した効果以外の反応、副作用が少なからず存在します。
用法を守って使用することが、安全の第一歩です。

患者様みなさまが安心してお薬を使えるよう、頑張ります!

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先日、患者さんに

「このお薬を飲んでいても献血していいですか?」tyusya.gif

と聞かれました。
お薬を服用しているときは献血しないほうがよいですとお答えしたのですが、実は飲んでいるお薬によって献血できるかどうか決まっていることがわかりました。

大きく分けて次のようになるそうです。

1.当日飲んでいても献血できる薬品
2.当日飲んでいなければ献血できる薬品
3.服用中止から一定期間献血できない薬品
4.原疾患を考慮し原則として献血できない薬品

例えば抗アレルギー薬(非ステロイド系)は当日服用していても献血できます。
抗生物質や痛み止めを服用した場合は3日間献血できません。
ステロイド剤やフィナステリドを服用した場合は1ヶ月間は献血できません。
(原疾患を考慮し、献血できない場合もあります)
甲状腺薬や不整脈薬を飲んでいる方は原則として献血できません。

今飲んでいるお薬がどの分類に当てはまるのか正しく理解したうえで、献血に行かれるときには過去飲んだお薬も含めてきちんと伝えることが必要です。

「これまで自分が飲んだお薬の中にそういったものがあるのかな?」

天王あきは薬局では、お持ちくださった処方箋に掲載のお薬や併用薬も含めてこれまでに服用されたお薬を薬歴簿で管理させていただいております。

かかりつけ薬局はこんなところでもお役にたてます!

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台風、地震と天災続きの週末でしたが、幸いなことに、ここ浜松市では大きな被害はなく昨日から通常営業となり日々の業務をこなしています。

被害に遭われました方々には心からお見舞い申し上げます。

さて、皆さんは日ごろから災害時のための準備をされていますか?
非常用持ち出し袋や飲料水、保存のきく食べ物などテレビや新聞雑誌などでも盛んに取りあげています。

災害はいつ起こるかわかりません。
いざというとき慌てないよう準備を心がけることは大変よいことだと思います。

その際、治療中の疾患をお持ちの方はお薬手帳など服用中の薬がわかるものを用意されるとよいでしょう。
お薬自体を用意されてもかまいませんが、お薬にも使用期限というものがありますのでこまめに取り替える必要があります。

また、どちらも内容に変更があった場合は速やかに交換しておく必要があります。

そうなってしまったときのご自分、ご家族のために是非検討してみてください。

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969ad035jpeg我が家の庭に、今年も百合が咲きました。

手をかけて世話をしたところより、ウッカリ忘れたところに咲いたものの方が立派だったりとなかなかに気難しい花ではありますが、凛とした姿が記憶に残る花ですね。

百合の鱗茎は「百合根」と呼ばれ昔から食用として親しまれてきました。
茶碗蒸しやお雑煮に入ってるのが有名でしょうか?

薬膳料理でもみられる百合根、実は「百合(びゃくごう)」という漢方薬でもあります。
咳止め、精神安定、利尿作用などがあります。

咳が長引いて体力が低下しているとき。
ストレスなどで心が落ち着かないとき。
むくみ、ほてりなどに使われることが多いようです。

百合の花は今が盛りですが、百合根は11月頃からがシーズンです。
風邪を抉らせ咳が止まらない、そんなときの食卓にどうでしょう?

※漢方薬、生薬の効果には個人差があり、場合によっては体質に合わないものもあります。症状が治まらない場合は医師・薬剤師にご相談ください。

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「他に飲んでいるお薬や使っているお薬はありませんか?」

患者さんにこう伺いますと、他の薬局さんや診療所さんなどで貰われたお薬の説明書(お薬のしおり)を見せてくださる方がいらっしゃいます。
一緒に飲んではいけないお薬を確認する際など、とても助かります。
ありがとうございます。

お薬手帳の利用や、説明書をきちんと保管することはとても大事なことです。

「あのとき薬を飲んだら調子が悪かったな」
「このシップを使ったらかぶれてしまったよ」

そういったことも併せて記入しておいてくださると、重篤な副作用を避けられる場合があります。

さて、薬局でお渡ししているお薬の説明書、実は薬局によってその内容は様々です。
同じ薬なのにまるで違う説明がしてあることもあります。
違うといっても間違っているわけではなく、お薬が持ついろんな効果のうちのひとつを説明している、ということです。

抗アレルギー薬を「かゆみを止める」と書いているところもあれば「鼻水を止める」と書いているところもあるといった具合です。

他の薬局さんの説明書を見ながら「こういった説明も出来るなぁ」と勉強になる一方で、けれど患者さんは別のお薬だと間違わないかしらと不安にもなります。

お薬で疑問に思うことがありましたら、そのままにせずいつでもご相談ください。
天王あきは薬局では皆さんの健康維持のお手伝いをさせていただいております。

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静岡県浜松市にあります調剤薬局です。
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